早速、仮登録完了のお知らせメールに書かれているコントロールパネルのURLを指定してWebブラウザを起動、ドメイン名とパスワードの入力メニューがでるので、ドメイン名に???.sakura.ne.jp(???は登録したアカウント)、パスワードにお知らせメールのパスワードを入力するとコントロールパネルが表示される。
この画面は、レンタルサーバの顔と言える部分、10年くらい前にサーバを借りたことがあるが、当時と比べると格段に進歩しているようだ。
最近は、Ajaxになれているのですこし物足りないが、シンプルに必要な情報が表示できる。
コントロールパネル(サーバ情報)からわかる概要は次のようだ。
お客様情報
アカウント名、初期ドメイン名(???.sakura.ne.jp)、ディスクの使用量(使用率)
サーバパスワードの変更
パスワードの変更をすることができる。不正アクセスの踏み台にされたりすることがあるので、パスワードはきちんと管理する。
サーバ情報の表示
サーバ情報の表示ではレンタルしているサーバのサーバ名やIPアドレスが表示される。レンタルサーバと言っても、専用サーバではないので、このサーバを複数の人で共有することになる。初期ドメインもすでにDNSに登録されており、パソコン(Windows)のnslookupコマンドで登録したドメイン名を調べるとこのサーバのIPアドレスが表示される。わずか、10分できちんと登録されているようだ。OSは、FreeBSD
6.1。UNIX系のOSとしては今はLinuxほどメジャーではないが、telnet/sshで使うには、問題はない。ハードウェアは、Core(TM)2
Duo T7200 2.00GHzとなっているので、一世代古いCPUだが、2コアで、そこそこ使えそうだ。
使えるコマンド
- Ruby(1.8.6)スクリプト言語
変数を厳密に定義しなくてもプログラムが書けるので、非常に短くプログラムが書ける。私の最近のお気に入り。MysqlやURLアクセス系、正規表現を使った文字列変換やコード変換などの標準ライブラリも各種そろっており、使いやすい。
- PHP(5.2.8)Webアプリ作成用のスクリプト言語
Webサービスからデータベースをアクセスして結果をブラウザに表示することができそう。これまで、使ったことはなかったが、この機会に覚えてしまおうと思う。
- gcc(3.4.4)cコンパイラ
性能的にはCプログラムによる開発もありかと思うが、今回は、これをつかうことはなさそうだ。
- 圧縮/コード変換gzip/zip/lhaやnkf/uuencodeなどのユーティリティは入っていそうだ。
- Perl/Pythonこれもスクリプト言語
今回は使わない予定。
- FTPサーバ
パソコンのサーバ上にあるデータのアップロード、ダウンロードで使用する。パソコン上でホームページを作成したファイルをアップロードすることができる。
- Webサーバ(Apache)
追加したドメインをホームページの形で公開できる。初期ドメインでは、http:/???.sakura.ne.jp/やhttp:/www.???.sakura.ne.jp/(???は取得したアカウント)で公開することができる。このデフォルトのページは、サーバ内の/home/???/wwwディレクトリ内に、index.htmlファイルを作成すればよい。
- MAIL(SMTP/POP3)
メールのアカウントは、無制限に追加できる。また、新たに作成したドメイン名もDNSに登録されて、メールを受け取ることができる。ただし、メールのアカウントはドメイン共通であるため注意する。
- Java
この動作環境は提供されていない。
- Ruby on Rails
この環境も提供されていない。